子ども部屋をつくるうえでの注意点は
昔の日本は茶の間で寝たり勉強をしたりするのが当たり前でしたが、現在は文化の欧米化に伴って事情が大きく変わりました。子どもはある程度大きくなると、自分専用の部屋をほしがるようになることが多いです。子ども部屋は勉強部屋と寝室を兼ねているので、なるべく道路から離れた場所に置くのがおすすめです。特に交通量の多い道路に面していると、騒音で勉強に集中できなかったり、睡眠が妨げられたりする可能性があるので注意してください。一方で勉強嫌いなお子さんの場合ですと、子ども部屋を用意することで勉強をしなくなる可能性があります。親の目が届かなくなるので、スマホを見たりゲームをしたりして過ごしてしまうケースが少なくありません。勉強嫌いな子どもに勉強をさせるためには、親がいつでも確認できる場所に勉強スペースを設けるのがいいでしょう。
子どもとの関係を良好にする間取りを
家族のコミュニケーションを円滑にするためにも間取りの工夫が必要です。リビング階段があると子どもが二階の子ども部屋に行くとき、必ずリビングを通過することになります。ここで親と顔を合わせるので、会話の機会が生まれるわけです。コミュニケーションを大切にするなら、あえて子ども部屋をつくらないという選択肢もありです。注文住宅の間取りに正解はなく、家族構成や一人ひとりの性格なども考慮して決めていく必要があります。家を建てるときは子どもの意見を聞いてみることが大切ですが、最終的には施主である大人の判断で決めましょう。
2000万の家を建てる時は、どのハウスメーカーや工務店に依頼するかが重要なポイントとなります。依頼先によって特徴は異なるので、住宅展示場やモデルルームを参考に絞り込んでいっても良いかもしれません。